Final Fantasy プレイ記録(FF5ピクセルリマスター)

プレイ記録補足

 縛り項目の「ものまね・すっぴん以外の同ジョブの被りなし」は、誰かが使い始めたジョブは他のキャラクターは使わないようにするくらいの軽いものです。具体的には以下の割り振りとしました。

  • バッツ → ナイト、忍者、侍、バーサーカー、狩人
  • レナ → 竜騎士、白魔道士、召喚士、魔獣使い、吟遊詩人
  • ガラフ/クルル → 黒魔道士、時魔道士、青魔道士、赤魔道士
  • ファリス → モンク、シーフ、魔法剣士、薬師、風水士、踊り子

 モンスター図鑑の抜けは

  • オメガ(クリア数日後に討伐)
  • 神竜(クリア数日後に討伐)

 宝箱の抜けは

  • 神竜の宝箱

 青魔法の抜けは

  • ちいさなメロディ(単純な見逃し)

 となり、いずれもクリア後に数日してから撃破・回収済みとなっています。

感想・攻略メモ

 3とはアプローチが異なるもののジョブを切り替えて戦っていくゲームなので、5でもジョブごとに所感を並べて感想の代わりにしようかと思います。

・ナイト(担当:バッツ)
 高めの力と剣盾鎧のおかげでどの段階でもバランス良く強いジョブ。瀕死かばうまもりのコンボは極めて強いですが、使いどころを知ってないと使えないのであまり考えなくてよいやつだと思います。強力な剣が終盤に集中しているため序盤ジョブながら終盤に再び盛り返してくるのは3のナイトとよく似ているかなと思います。
 今回のプレイでは「りょうてもち」習得後にバーサーカーに持ち込む運用となりました。バーサーカーの斧を活かしたい場合はこの流れがいいと思います。
 対応する十二の武器は「エクスカリバー」。力補正もあって攻撃力も高い強力な騎士剣ですが「けんそうび」かナイトでしか使えないうえ、聖属性が邪魔になることもあって考えるほどに優先順位が落ちていく聖剣。

・モンク(担当:ファリス)
 アビリティ「かくとう」とマスター補正が本体としか言えない悲しみのジョブ。「かくとう」で既に完結しているため特性を活かす組み合わせも難しく、装備できるアイテムの質や範囲もよくないのでジョブとしては趣味の領域と言えるでしょう。
 今回のプレイではそんなですから不採用となりました。序盤に「かくとう」習得して白魔道士あたりにセットしておくのは定番ですが、定番過ぎてやりませんでした。
 対応する十二の武器はなし。「かくとう」は中盤にかけて武器装備の火力に置いていかれ始めますが、カイザーナックルで概ね追いつくのでこれが実質十三番目の武器。

・シーフ(担当:ファリス)
 強さは微妙ながら便利なアビリティを取り揃えてあるジョブ。「かくしつうろ」「ダッシュ」「けいかい」はジョブ特性、「ぬすむ」はジョブコマンドとして持っているので必要なときだけジョブチェンジしておくというのが想定かなと思います。
 今回のプレイではファリスが暇なときずっとシーフの運用になっており、他のジョブになっているときも「ぬすむ」をセットしてアイテム収集をしてもらっていました。ブレイブブレイドのために逃走を縛ったので使いませんでしたが「とんずら」も普通に遊ぶうえでは便利なアビリティですね。
 対応する十二の武器は「アサシンダガー」。シーフなど短剣ジョブは力が低めで、追加効果のデスもどちらかというと邪魔になることが多いのが辛いところ。素早さ加算のみと割り切って装備しておく運用もあるけれど…

・白魔道士(担当:レナ)
 定番の白魔法ジョブ。他の魔道士系ジョブも同様ですが、ジョブとして使っている間はすべての白魔法が使用可能になり、アビリティのほうは各魔法に設定されたレベル制限を順々に解除していくつくりになっています。そのため使用できる魔法だけ見るならストーリーに対して過剰に強化する必要はなく、第一世界ではLv3、第二世界ではLv5があれば十分です。ただ低Lvアビリティは魔力補正が相応に小さくなっていることに注意が必要です。
 今回のプレイでは召喚士で魔力を確保しつつ「しろまほう」、白魔道士で魔力を確保しつつ「しょうかん」、といった魔道士+魔法アビリティのセットアップでの運用になりました。このやり方だと中途半端なレベルの魔法アビリティの魔力補正で見劣りすることがありませんが、魔道士以外が絡んでくるとちょっと辛くなります。
 対応する十二の武器は「けんじゃのつえ」。聖属性強化の付いた杖。ホーリーで戦う機会もあまりないのでそちらの用途は微妙ですが、地味にやたら強いアンデッド特効がある殴り向けの杖でもあります。が、レナさんが吟遊詩人を兼ねていたため出番はありませんでした。

・黒魔道士(担当:ガラフ、クルル)
 盤石の黒魔法ジョブ。弱点属性を付く手段としては黒魔法が最も簡単に実現できるため、序盤から終盤までずっと活躍する点では3と同じくといったところです。
 今回のプレイでは時魔道士との魔道士+魔法アビリティのセットアップで運用しています。攻撃手段+回復補助手段の組み合わせにすることで暇にならないようにそうしていたのですが、白側は回復で手一杯になって召喚士を持て余した一方、黒側は一回の行動のために時空と青のどちらを組み込むかという悩みの種ができたのでちょっと見込みが甘かったかもしれません。
 対応する十二の武器は「ウィザードロッド」。炎氷雷地風毒と幅広い属性強化の付いたロッドです。「ほのおのロッド」などにも属性強化がありますので改めて火力更新がされるわけではないのですが、黒魔道士は属性強化の対象かどうかで全然火力が変わってくるのでとりあえずこれを装備しておけば間違いないというのはありがたいところ。

・青魔道士(担当:ガラフ、クルル)
 シリーズ初出となる青魔道士。5ではラーニングに「食らう」必要があるほか、覚えられる青魔法へのヒントもほぼなく、あまり優しいつくりにはなっていません。その代わりに知ってればストーリー段階と比べて一段階先んじた性能を許されるという、5や今後のタイトルでちらほらある仕掛けの初回という感じになります。
 今回のプレイでは一応青魔法をほとんど全回収しましたが、青魔法を使った完封戦術自体はツインタニアにデスクローくらいしかとっていません。あとは最終戦でマイティガード使っておいたくらいですね。一応剣装備できますが、力の値がやたら低いのでアビリティで補ってあげたい。でも「かくとう」付けたら剣装備しないんだよな……ってお話。
 対応する十二の武器はなし。

・バーサーカー(担当:バッツ)
 オートバーサクする特殊な戦士。ただジョブから感じる印象からは意外なことに素早さの値がめちゃくちゃ低いです。斧はストーリー段階に先んじた威力になっているので、単純に殴らせるだけのキャラが欲しいなら使えないことはないと思います。でもこのジョブから有用なアビリティが得られるわけでもないのでもっぱら無視されがちですしそれでいいと思います。まさに趣味。
 とはいえ今回のプレイでは「りょうてもち」バーサーカーに暴れてもらいました。趣味の範疇を出ない遊びではありましたが、結構いいダメージは出るので一興。このあとに「バーサク」忍者をやりたかったからという理由もあります。
 対応する十二の武器はルーンアクス。MP消費クリティカルで数字以上の威力が出るうえ力と魔力の合計で処理するので実質的な最強武器の一角ですが、斧装備と力と魔力を全部揃えるというセットアップが限定的なので日の目を見ないところ。最終的にすっぴんで使うのを考えてもいいかも。

・魔法剣士(担当:ファリス)
 なぜアラブ風なのか未だにわからない剣士。魔法剣の初代であり、またFF5のジョブ・アビリティと言えばこれかものまねかみたいなジョブかなと思います。性能的には元々ほどほどの力と魔力を持っているので、補うとより良いですが補わなくても困らない感じ。これが許されるなら赤とか青あたりにももう少し優しくしてあげてほしかった。
 今回のプレイではファリスに就かせたので、バッツが持っていった「にとうりゅう」「みだれうち」のコンボができない状況になっていました。代わりに踊り子と合わせましたので、安定しないものの第二世界時点で9999ダメージを見られるようなことも。あと魔法剣士ファリスのビジュアルが好き。
 対応する十二の武器はなし。一応「アサシンダガー」は装備できます。

・時魔道士(担当:ガラフ、クルル)
 時空魔法を専門にしたジョブ。時空魔法という分類もここが初めてではあるでしょうか。スロウ、ヘイスト、レビテトといった利益のわかりやすい魔法も便利ですが、ミュート、リターンあたりも使いどころがあったりします。特にエクスデス城ではミュートにお世話になりました。ただジョブとしてはコメット・メテオまで火力手段に乏しく回復ができるわけでもないため、そこをいかに補うかが問われます。
 今回のプレイでは黒魔道士とのセットアップ。ただ時空魔法はボス戦くらいでしか使わず、使うときも1回使うかどうかみたいな魔法のため時魔道士になっているときはABP稼ぎのための手抜きモードみたいになっちゃってましたが……それは仕方ないものかなあ。
 対応する十二の武器はなし。「ロッドそうび」のアビリティは時魔道士にあり、実はこのアビリティで杖も装備可能になったりします。なので「ウィザードロッド」「けんじゃのつえ」が装備できますが、肝心の属性強化対象になる魔法がないので……

・召喚士(担当:レナ)
 召喚魔法を専門にしたジョブ。中盤から終盤にかけては黒魔法からこちらに軸足を移してもいいかもと思います。やや燃費が悪いのでそこは気を付ける必要があります。中盤以降は風属性強化したシルドラが猛威を振るうので、その段階になってから初めて使ったという形でもいいかもしれません。
 今回のプレイでは前述の風属性強化シルドラで道中露払いをしたくらいで、あまり積極的に活用したかというとそうでもなかったです。ゴーレムやカーバンクルなど補助面でも強力な召喚が揃っていますが、白魔道士を兼任のレナが担当していたので回復で手一杯になっていることも多く……ジョブ編成のミス、補助魔法は戦士系に回すべきだったかもとは思います。
 対応する十二の武器はなし。「ウィザードロッド」はこのジョブでも有用に使えるのでうまいこと使っていきましょう。ただ基本攻撃力が高いシルドラを「エアナイフ」で風属性強化すれば他を使う必要がないので、「ウィザードロッド」を割り振るほどでもないかもしれません。

・赤魔道士(担当:ガラフ、クルル)
 1をピークに以来どんどん株が下がっていく悲運のジョブ。赤魔道士の衣装は相変わらず格好いいのですが、5における赤魔道士はLv3までの白黒魔法(ラ魔法まで)しか使用できず、魔力もそこまで高いものでなく、ジョブの獲得時期が早いわけでもなく、といった不遇な位置にいます。風のクリスタルなら違ったと思う。先述した通りLv3魔法というと第一世界で入手できる範囲になりますので第二世界以降では見劣りしますし、第一世界なら使えるかというと魔力の低さゆえに結局他の魔道士のサポートが欲しくなります。
 今回のプレイでも活用できず、最終段階でABPを稼いで「れんぞくま」をとるのみとなっていました。しかもその「れんぞくま」も「じくう」「あおまほう」とが食い合いになった関係で使い倒すというほどでもなかったという……
 対応する十二の武器はなし。

・忍者(担当:バッツ)
 二刀流と投げるの使い手。1位というものこそないですがステータスも全体的に優秀で、ジョブ特性に「にとうりゅう」がついていることもあってこのジョブになるだけで火力が大幅に上がる非常に使いやすいジョブです。多くのアビリティとのシナジーがありますが、中でも「みだれうち」あたりは有名でしょう。あと忍術も強いです。
 今回のプレイでは「バーサク」をセットして運用しました。バーサク忍者、これぞカラテよ……忍者を獲得する段階において、ノーコストで汎用的に出せる物理ダメージとしてはかなり上位の組み合わせになると思います。ギミックボスに無力ですが。
 対応する十二の武器は「さすけのかたな」。不便もありませんが格別に尖ったところもない地味なポジションの忍者刀ですね。

・魔獣使い(担当:レナ)
 名前のわりに見掛けが可愛いジョブ。魔獣だから鞭でびしばし調教するイメージで装備は設定されているのだと思いますが、それならキスティス先生みたいな見た目でもよかったと思います。「とらえる」「はなつ」は5に頻出する知ってれば強い系のやつですが、心底ノーヒントなので当てにするのはちょっと苦しい。一方で専用装備の鞭が優秀で、追加効果のマヒがかなり通るためこれを振るっているだけで活躍できてしまう不思議なところもあったりします。「あやつる」も有用な局面ありますね。
 今回のプレイではそれでも活用せず。鞭が強いのも知ってましたが。
 対応する十二の武器は「ファイアビュート」。追加効果ファイガが出るので実はこっそり滅茶苦茶強い武器ですが、魔獣使いのアビリティはあまり優先度が高くないのですっぴん運用でもよいと思います。

・風水士(担当:レナ)
 3でもそうでしたがなぜか寝間着の風水士。いやファンタジーというとナイトキャップなだけかもしれませんが。ともあれ実質的に「ちけい」のみのためのジョブです。ベルも強めの武器なので、魔獣使いとお互いに近い設計と言えるかもしれません。こちらはノーヒントでも多少使いやすいので迷ったら試してみてもいいかなと思います。
 とはいえ今回のプレイではこちらもほぼ活用せず。3のようにお膳立てダンジョンがあれば別ですが、ABPをばらけさせてまで想像しにくいギャンブルジョブを起用するというのもそこそこストレスですからねえ。
 対応する十二の武器は「だいちのベル」。そこそこ強いって聞いたことありますが、風水士なら「ちけい」で頑張っていただきたいところ……というか、なんで風水でベルなんだろう?

・吟遊詩人(担当:レナ)
 ジョブの使い方をろくに教えてくれない5にしては珍しく「レクイエム」を使えとしっかりお膳立てされるジョブ。「レクイエム」だけでも難易度が大幅に変わるダンジョンがいくつかあるので、ぜひアンデッドに苦しんだら使ってみましょう。魔力の上がるアビリティと組み合わせるとよりよし。
 今回のプレイでは「レクイエム」のみ使いました。「すばやさのうた」「えいゆうのうた」あたり使ってもよかったかもですが、短期決戦の多い5では長期戦をするなら相手を完封に近い形に持ち込まないといけないので、なかなか使いにくさが出てしまいますね。
 対応する十二の武器は「アポロンのハープ」。ドラゴン・アンデッド特効の武器で、ドラゴン属性を付与する調合と組み合わせると……ということから、非常に攻略評価の高い武器です。ただそのコンボを使えるようなときにもう困っていないような気はするんですよね。

・狩人(担当:バッツ)
 弓矢の使い手。3では入手時期の都合でほとんど使う場面がありませんでしたが、5ではより使い出がある感じになっています。「みだれうち」の有用さは言うまでもありませんが、高めの力と素早さ、強めの武器も揃っている便利なジョブなので単体のジョブとしては高水準な位置にあります。ただし完結しすぎていて目立つシナジーがないのでパッとしないところは難。
 今回のプレイでは「みだれうち」習得目当てで終盤しばらく狩人やっていましたが、やっぱりあまりぱっとはしなかったかなといったところ。弓は「りょうてもち」や「にとうりゅう」といった物理系の定番アビリティの恩恵をあずかれないので、戦士系ジョブを歩んできた人向けではないのですが「みだれうち」が欲しいのは戦士系ジョブという。
 対応する十二の武器は「よいちのゆみ」。単純にバランスよく数値の高い武器なのでとりあえず装備しておけば間違いはない弓です。

・侍(担当:バッツ)
 刀と「ぜになげ」のジョブ。最後となる土のクリスタルのジョブなので最優秀戦士ジョブと言えなくもないと思います。刀は序盤からもすっぴん装備として入手可能ですが、クリティカルの発動があるので数字以上に高い火力を発揮しますし、言うまでもなく「ぜになげ」はギルさえあれば万能の攻撃力を誇ります。惜しむらくは欲しいと思ったタイミングで下手に使うと敵の行動パターンの激化を誘発することかな……具体的には封印を守るもの戦。
 今回のプレイでは次元の狭間突入後に就いて稼いだくらいです。「ぜになげ」はどうしようもなければ解禁するつもりでしたが、そういった事態にもならなかったです。
 対応する十二の武器は「まさむね」。戦闘開始時に強制的にATBが100%になっている、いわゆるさきがけの効果をもっているので、とんずらと組み合わせたり色々遊びがいのある刀になっています。

・竜騎士(担当:レナ)
 槍と「ジャンプ」の定番ジョブに、新たに「りゅうけん」が追加されています。この「りゅうけん」が魔力依存のノーコストHPMP吸収攻撃なので魔道士にセットすることを勧められるわけですね。ただお手本のようなシナジーを発揮する一方で、このジョブを入手したときにはもうかなりストーリー段階が進んでしまっているのでいまさら感が否めないところは難点。
 今回のプレイではせっかくなので(?)レナに修めさせまして、白魔法や召喚魔法のMP確保のために「りゅうけん」を使ってもらっていました。道中の回復でしかないのでエーテルやエリクサーを使えばいいといえばそうですけども……槍を愛用する私としては珍しく槍戦士らしい活用はしていませんでしたね。
 対応する十二の武器は「ホーリーランス」。竜騎士の「ジャンプ」対象であることを除けば劣化「エクスカリバー」のため、よっぽど竜騎士に思い入れがなければ一番最後で構わない武器と言えるでしょう。

・踊り子(担当:ファリス)
 ランダム4種の効果を発揮する「おどる」によるギャンブルジョブ。専用の装備のいずれかをつけることで効果の微妙な1種が封印され、期待される「つるぎのまい」が50%で発動するようになります。基本的にはこれを頼りに戦うジョブとなりますので、早いうちに「ラミアのティアラ」が手に入ると良いですね。
 今回のプレイでは「まほうけんLv6」で魔法剣士水準までステータスを補ったうえで属性付き「つるぎのまい」を狙うビルドで活躍しました。攻撃が安定しないのが辛いところですが、第二世界時点でも9999ダメージを狙える強力なコンボとなります。
 対応する十二の武器はなし。ちなみに力補正もついて攻撃力も高く二刀流扱いになる「かくとう」「カイザーナックル」の十三番目の武器は踊り子でも有用らしいです。

・薬師(担当:レナ)
 知ってれば強い系のやつ、その中でも恐らく最も一番極端なジョブ。HPMP回復、蘇生、レベルを上げる、属性を付ける、耐性をいじる、などといった無体な効果が山ほど備わっていますが、ノーヒントでもあるので使い勝手は最悪といった感じですね。とはいえ戦士系に「のむ」をつけて自己バフしたり、ポーション+フェニ尾の「リザレクション」あたりを調合するだけでもかなりポテンシャルは感じると思います。
 もちろん強さは知っていましたが面白みがないので今回のプレイでは不採用。「サムソンパワー」あたりは使ってもいい場面はありましたけどもね。
 対応する十二の武器はなし。

・ものまね士
 マスターしたジョブの補正を引き継ぐため、最終的には魔法系ジョブの一番上位になるジョブ。すっぴんと比べてステータスは同じなのですが、装備可能なアイテムが限られることと「たたかう」がないこと、アビリティを3つ装備できることによるものです。魔法の系列を3つセットしたり、2つセットしたうえで「れんぞくま」をセットできたりします。
 今回のプレイでは……これはいいでしょう。ラスボス戦近辺で暴れていただきました。

・すっぴん
 マスターしたジョブの補正を引き継ぐため、最終的には戦士系ジョブの一番上位になるジョブ。すべての装備が装備できるため、装備の特殊効果から好きなものを装備することができます。これは最終局面に限ったことではなく、装備ジョブがないのに先行して入手できる刀や鞭といった武器は実質すっぴん専用として用意されており、ABPを逃す代わりに展開が大いに楽になったりします。
 今回のプレイではラスボス戦のみ。そりゃこれはねえ…

★おまけ
 原作ではかなりソリッドな(かっちりぱりぱりした)色使いや音作りだったFF5ですが、ピクセルリマスター版はエレキぎゅいんぎゅいーんのトランペットぱらっぱーの歌いまくり唸りまくりなので好みはえらい分かれると思います。が、本来の作曲陣の傾向からすると本当はこういう方向性を想定してたのかもなって思ったりもします。
 ハーヴェスト(カーウェン他のBGM)の「ィィイヤッホォォゥ!」とチョコボの「ヴッ!」は笑ってしまったので私的にはアリ。