Final Fantasy プレイ記録(FF6ピクセルリマスター)

プレイ記録補足

 縛り項目の「魔石、魔法習得装備の装備禁止」は、召喚、魔法習得値の入手、ステータス上昇を一切縛ったものです。一見大したことなさそうですが、実際のところ「ティナがLv33で自然修得するまでケアルラを使えない」というただ一点の縛りに近いです。GBAでもやったことあるので特に挑戦としての縛り意図はないです。

 モンスター図鑑の抜けは

  • ビット(エアフォース戦で出現させないと図鑑登録されない仕様変更のため見逃し)
  • ジークフリード真(純粋に相手にするのを忘れてた)
  • マジックマスター(縛り項目の関係でFAアルテマを耐えないといけないので見送り)

 宝箱の抜けは

  • ソウルオブサマサ(マジックマスターの討伐が条件)

 でした。いずれもクリア後数日で解決済みになっています。ビットについては頑張ってもう一周してきました……さすがにどうかなって思いましたけど。

感想・攻略メモ

・ティナ
 魔導の力を持つ少女。その正体は幻獣と人間のハーフであったわけですが、こういう尋常でない出生の前例が以降の作品に影響した部分って結構あるんじゃないでしょうか。
 6は「様々な愛」をテーマにしていると思われるのですが、彼女の担当は異性愛と見せかけて「母性愛」にあります。モブリズでの一件は失われたティナの力を取り戻すきっかけとなりますが、あの形で発露する母性愛は「己を犠牲にしてでも我が子を守る決意」だったんじゃないかって感じは少ししますね。幸い生きて帰ることができましたが。
 ともあれ、重責から解き放たれて髪留めを解くラストシーンは本当に何度見ても好きだなーって思いますし、個人的にはベストオブFFヒロインです。ちなみにディシディアでは使いたかったんですがあまりにプレイスタイルに合わなくて断念したWoL使いです。
 今回のプレイでは彼女のケアルが序盤ほぼ唯一のまともな回復になるため大活躍しました。6はハイポーションの回復量すら全体化ケアルに劣る250しかないため、回復魔法がないと本当に回復に困るのですよね。終盤も自然修得したケアルラとファイガで大活躍してくれました。

「まほう」中盤以降は全員に開放されるため独自コマンドではありませんが、彼女とセリスのみレベルアップでも魔法を習得します。ただゾゾで魔石が解放されるタイミングを考えるとLv22のファイラですら習得しているかどうかギリギリなところで、多くの魔法はレベルアップで習得しないことのほうが多いでしょう。実際今回のプレイでもLv57のホーリーは間に合いませんでした。

「トランス」中盤から解禁される幻獣の姿を開放するコマンド。昔は仕組みもわからず使ってみて時間切れになりよくわからないまま使われなくなりました。ダメージ2倍、被ダメージ半減という強烈な効果を持ちますが、効果時間は魔法習得値を稼いでそれを消費する形で持続し、最大はおよそ1分(魔法習得値255・崩壊後は時間が倍化するので2分)とのことです。彼女の魔法自体はさほど火力が高いわけでもないので、イヤリング2個つけてロッド折りや盾投げをするときのお供にするといいでしょう。あとこっそり白状するとトランスティナは割と私の性癖に大きめな影響を与えている。白い獣と化するおねえさん…

・ロック
 ど・ろ・ぼ・う~!? ちっちっ、トレジャーハンターだぜ!
 って言いますがあの世界トレジャーハントするのに向いた未開の地とか文明遺跡の類がなさすぎると思います。5にはあんなに無駄なくらいあったのに。性能的にはまごうことなくシーフです。妙に剣装備できますけど。
 彼の担当する愛はセリスとあわせての「異性愛」でしょう。よくサイコだ無責任だ言われがちな彼ですが、私はわりと同情的な立場を取っています。レイチェルを保存してしまったのは偶然に開発されてしまった保存薬と秘宝の知識あってのものですし、ティナにかけた台詞は状況が重なりすぎたことでの反射、反射しがちなのはエドガーにも察せられているくだりがあり、セリスに興味を持ったのは外見が似ていたのがきっかけとして描写されています。そのあとティナへは大三角島遠征のときなど責任を積極的に果たそうとしていますし、セリスへの愛情を自覚しつつもレイチェルの手前一線を越えないようにしていたと見ることができます。そんな状況のままで一同別離に追い込まれ、誰にも会えないままフェニックスの洞窟の有力情報だけをつかんでしまったら、それをまず追いかけてしまう形になるのも仕方がないかな、と思うわけですね。秘宝の正体がフェニックスの魔石であり、仲間が集まるなら必要になるだろうことも含めても。だからエンディングでようやく「ぜったいはなさないぞ! ぜったいに!」が来るのでしょう。それまでは放しそうになっていたわけですから。

「ぬすむ」一部のクリティカル武器やバリアントナイフを除くとどうしても火力に劣るため、ロックがいるときはぬすむに専念させてもよいかと思います。ただ盗める確率がレベル依存なので彼のレベルが低いときは本当に盗めないので注意。とはいえ6は本当に盤面を変えてしまうようなアイテムは盗み対象に入ってないのでおまけくらいの気持ちですね。成功率はとうぞくのうでわで2倍になるようですが、レア枠が盗めるかどうかは別問題。

「ぶんどる」とうぞくのこてを装備すると変化するコマンド。ぬすむ+ダメージなので基本的には上位互換になります。ただしとうぞくのうでわ+とうぞくのこてでアクセサリ2枠を埋めてしまうと他のアクセサリが装備できないため、諦めて片方をエルメスのくつなどにしてしまうのも一案。

・エドガー
 陛下ケッコンケッコン。そういえば意外に浮いた話がないままエンディングを迎えますね。マッシュとは双子の兄なので顔はよく似ているそうですが、そこそこ長いことモンク修行していた身と比べてしまうと肉体には差がありそうな気はします。修行する前から元々筋肉質な家系だったんだろうか……
 彼の担当する愛は兄弟愛……と言いたいところですがおそらく「郷土愛」ですね。彼にとってのフィガロは父親の偉大さそのものであり、弟からの信頼でもあり、大臣やばあやといった側近も含めて家族同然のものと言えるのでしょう。でも同じ国と言うにはサウスフィガロ遠すぎやしませんか。
 今回のプレイでも機械によって最初から最後まで一線級の活躍を見せてくれました。中盤以降のドリルは他の追随を許さない絶対火力としてラストまで居続けてくれるので、ぶっちゃけ6のぶっこわれ大賞はこのコマンドだと思います。

「きかい」所持している機械アイテムを使用。ノーコストで詠唱時間もなし。初期所持のオートボウガンの時点で終盤店売り武器並の攻撃力で全体攻撃ですし、以降も全体混乱、全体ダメージ+毒、原級とラ魔法の間くらいの威力の全体無属性魔法攻撃、最終的に9999にまで到達する防御無視攻撃と続きますので弱くないわけがない。個人的にはコーリンゲン以降はダブルイヤリングでのサンビームがお決まりとなってます。これをやると本来魔法が売りのはずのティナとセリスがかなり割を食いますが…

・マッシュ
 大地に挟まれることはそうそうあることではないですがこじあける男。柱の代わりになるとか降ってきた鉄骨をなんとかするとかは鍛えたからとかそういう問題ではない気がしますが……ともあれ、三分岐シナリオにおいてはサムライ・ニンジャ・野生児という歴代でも上位を争う濃ゆいメンバーを率いて頑張ってくれます。
 彼の担当する愛は兄弟愛。なんですが、イベントからするとダンカン師匠との師弟愛っぽいところもちょっとあります。コルツ山で加入後にそのまま進まずサウスフィガロまで戻ると、ダンカンの妻との小イベントが発生します。離れて暮らしてはいたようですがずいぶんお世話になっていたみたいですね。しかしダンカンさんどこで生きてたんでしょうね。大地の隙間にでも挟まってたんでしょうか。
 今回のプレイでは兄とともに第一線で活躍してくれましたが、コマンドが若干めんどくさいので兄優先で起用してたりしました。

「ひっさつわざ」格ゲーっぽい触れ込みですが、あくまでRPGの立てつけで再現しているだけなので斜めの感知も入力フレームの制限もなく、バックアタックでの左右逆転もしません。格ゲー華やかなりし時期ゆえに実装されたコマンドなんだろうな……というのは、2023年現在からするともう実感がわきませんが、彼の最強装備(レッドキャップ・レッドジャケット)がテリー・ボガードが元ネタとされているくらいにはそうなわけですね。性能的にはばくれつけんだけでも既に強いですし、ほうおうのまい・しんくうは・むげんとうぶ、いずれも魔力依存の高性能技です。イヤリングがよく似合う。あとピクセルリマスターのオート戦闘だと「最後に発動した技」を連射するので再入力はサボれたりします。キー入力失敗を連射させることもできます。

・セリス
 いとしのあなたはごめんちゃーい。お堅かった帝国将軍はプレイ時間的にはあっという間に柔らかくなってしまいますが、実際のところ将軍としては若すぎるので戦意高揚のためのお飾りだったんじゃないかなと疑っていたりします。そんな危うい立場だったのにサウスフィガロで突然機嫌を損ねて反逆して捕まってたと考えるとかなり味わい深いというか、ごめんちゃーいが本来の性格なんだろうな……って考えたくなりますね。しかし実際どんな反逆をしていたのでしょうかね。ケフカレベルの非道行為がフィガロ付近で計画されてた気配はありませんでしたが。
 彼女の担当する愛はロックとペアでの「異性愛」。好きになった相手が色恋へのトラウマじみたものを抱えていたとき、何をすることもできずにもやもやするというのはほどほどにあることなのかなとか思ったりします。オペラ劇場での花束と、孤島の北の岬でのシーンが重なるのはとても物語上重要な示唆であるように思います。心としては信じる愛を貫くが、肉体的にはたぶん諦めてしまう……要するにそういうモチーフなのでしょう。それだけに、ピクセルリマスターの件のイベントでの放物線の緩急のなさを私は許してませんからね。
 今回のプレイではティナに続くケアルの使い手としてほどほどの活躍。でもケアルラは覚えないですしトランスロッド投げもできないため、以降はフェードアウトという形になりました。とはいえ加入時期の問題でレベルは確保されていました。

「まほう」ティナと同様にレベルアップで魔法を覚えていきますが、彼女はブリザド系の使い手。ただ中盤以降の魔法は魔石のほうが早いのは同様。序盤でもレイズを覚えなかったりするのでティナよりやや使い勝手は悪いかもしれません。カッパーとライブラは場合によっては使える場面があるかもしれない……いや難しいと思うけど。

「まふうけん」魔法剣ではなく魔封剣。フィールド全体対象で魔法を1回無効化してMP回復。ディッグアーマーはもちろん、ケフカ(幻獣の谷)やエアフォースあたりの魔導系のボスに使うとものすごく有利な展開に持ち込めます。ただ使いどころが限られるうえ、味方の魔法の邪魔にもなり、魔封剣不可のフレイルやアルテマウェポンを装備させたくなる場合もあったりして、わりと悩ましいコマンドです。

・シャドウ
 びよんびよんびよんびよん。インターセプターは一体何歳の老犬なんでしょうね。少なくともあの子より年上なはずですが。友人をも手にかける非情な男という触れ込みですが、実際にはそういったシーンがないこともあって「そういう触れ込みにしておいている」みたいな印象がちょっとあります。本当のところはわかりませんけどね。
 彼の担当する愛はああ見えて「自己犠牲の愛」でしょう。大事に思っているがゆえに正体を明かすことなかった愛娘はもちろんですが、忘れたい過去の相棒もある意味では家族みたいなものだったのかもしれません(元ネタになっている映画のことを考えるとなおさら)。
 今回のプレイでは「なげる」による火力として活躍してくれました。アイテム消費系のコマンドは次の補給地点が読めない初見だと使いにくかったりストレスになったりするんですが、何周もやってるのでだいたいどのくらいあれば足りるかわかるので……

「なげる」投げた武器の攻撃力に応じて防御無視必中のダメージ。3,4,5に続いて相変わらず強いコマンドですね。とはいえ手裏剣が最初から手に入る6では武器を投げる必要はあまりないと思います。忍術を投げると謎の力によって忍術が発動しますが、こちらは5ほど強くもない程々の性能といったところ。便利ではありますけどね。あと地味なところとして投げた武器に属性がついてると属性攻撃扱いになるらしいです。だからってロッド投げるかってと投げませんが(投げるくらいなら折りましょう)

・カイエン
 テーマソングがマジで格好いいんですが、うっかり蘇る緑のイントロだったためにディシディアでティナが魔導研究所を飛び回るシーンの伴奏にされてしまった悲しみのサムライ。サムライはドマ国の戦士とのことらしいのですが、彼以外に出てこないので本当にどういう存在なのかはよくわからないですね。あと奥さんも子供もいるし結構お年を召しているというのに機械にも挑発にもタニマにも耐性がない。ミナさん苦労したろうな…
 彼の担当する愛は「父性愛」とでも言うべきでしょうか。今だとやや言いにくい単語になってしまったかもしれませんが。不幸により妻も子も失った彼は頑張ったところでもう褒めてもらえる相手はいないのですが、それでも戦うと決めた夢のダンジョンは結構好きです。プレイヤーによってはアレクソウル憑依したままになりますけど。
 今回のプレイでは必殺剣・牙の火力で頑張っていただいたうえ、実はラスボスにとどめをさした一撃が必殺剣・烈という感動的なやつでした。妻子の敵をとった…!

「ひっさつけん」原作では待ち時間に他の操作が一切できなかったのですが、単純に詠唱時間の長い特技扱いになりました。使いやすくなっていいと思います。とはいえ牙が一番使い勝手がいいのは相変わらず。

・ガウ
 ガウガウ。はじめてプレイしたときはとびこむを適当に使って回収してから以降見向きもすることはなかった……終盤のイベントでは彼のおめかし姿が見られますが、どちらかというと女性陣の意外な面が見られることのほうが注目されるガウ。しあわせ…
 彼の担当する愛は……「友人に対する愛」? あるいは父親に対する愛や、現状に対する感謝みたいな気持ちも少しばかりあるかもしれません。流れ着いたマッシュに興味津々で近づいたら餌付けされ、以降なんとなくついて行っただけなのであまり語るようなこともないような……でも彼の厳しい人生を考えると、話の通じる友達と言える相手はマッシュ・カイエンが初めてだったのではないかと思うので、本当に大事な相手なのだと思います。
 今回のプレイでは必須区間以外は使用せず。実績もあったので若干数は揃えましたが、強いモンスターを覚えるところまではやりませんでした。

「あばれる」「とびこむ」とびこむで覚えた敵キャラの行動をあばれるで真似するコマンド。コーリンゲン方面に行く前にラ魔法の水準、魔大陸の上陸前にガ魔法の水準、そして最終的には耐性無視の混乱までを揃えられるというもので、5で頻出していた「知ってるとその段階で解禁されていない強さを持つ」枠にあたります。ただ飛空艇入手後ならまだいいんですが、それ以前だと獣が原に行くこと自体が面倒くさく、回収する時間をかけるならそのままクリアしたほうが早くなってしまったり、小回りの利かなさが目立ちます。

・セッツァー
 結局誰が元ネタなのかわからないんですがあまり深堀りしないほうがいいような気もする。ところでマリアを順当に攫うことができたとして本当にお嫁さんにしていたんでしょうか。彼もまたダリルを失ったことに苦しみ続けていたのかもしれない……6のキャラそんなやつばっかだな!
 彼の担当する愛はおそらく「夢や目標を愛する」こと。名言がめちゃくちゃ多く、しかも最終的によくわからないその逆が正解になるやつ。真意は結局よくわからないままですが、斜に構えて自身の直感を信じられず運に頼るセッツァーと、それを後悔しないようにケツを叩いていたダリルみたいな関係がうっすら見えるような気がするんですよね。作中にセリスのイカサマ説得を受けた際の賭けは、果たして彼の直感だったのでしょうか。
 今回のプレイでは必須区間以外は使用せず。ダーツ・カード類はこれといった特徴のない後列減衰なし武器ですが、しにがみのカードだけは大いなる罠なので気を付けること。要するにずっとスロット回しているかダイス振ってればいいと思います。

「スロット」スロットで出た目に応じて色々な効果が発生するやつ。目押し可能ですが、SFCの特定の裏技を除いて確率によるリールずれを起こすので必ずジョーカーデスを当てるとかはできないようになっています。チョコボラッシュ・セブンフラッシュあたりの低い役でも安定して目押しできるなら結構いい効果値は持っているのですが、そこまでして使うほど戦力に困ってない時期の参入なのでややつらい。単体瞬間火力はダイスのほうが出ちゃいますし。

「ぜになげ」へいじのじってを装備すると変化するコマンド。セッツァーのどこら辺が銭形平次なのかは誰もわからない永遠の謎の一つ。5の強烈なぜになげとは異なり、投げるギルの金額が控えめで代わりにダメージ変換比率がよいというコンパクトな作りになっています。なので時期によっては使えるらしいのですが……6は慣れるとギルの使いどころがなかったりするので、封魔壁の洞窟~魔大陸あたりでぜになげ運用してあげるのも乙なものかもしれません。

・ストラゴス
 わしゃなーんもしらんゾイ。サマサの村の青魔導士。サマサの村は魔導士の血を受け継ぐなどというわりに「まほう」コマンドを初期で持っていなかったりしますが、何らかの形で残っているとのことなので偶然ストラゴスは青魔法(おぼえたわざ)として発現しているという設定なのでしょう、たぶん。ケアルやファイアを使える人は普通にいるようですし。
 彼の担当する愛は「孫(のような存在)への愛」で大丈夫でしょう。ときどきリルムとモンスターとどっちが大事なのかよくわからん感じになってることがありますが、それでも狂信者の塔にこもって現実逃避してしまうくらいにはリルムのことを大事に思っていることは間違いのないおじいちゃん。ぜひ似顔絵描かれておやりよ。
 今回のプレイではアクアブレス・ホワイトウインドによる青魔導士らしい大活躍を見せました。ステータスも高くなく、MPの消費も激しいと欠点は多いのですが、彼の参入できるタイミングで主力陣がことごとく抜けてしまうことになるので活躍の場面は多くなりました。

「おぼえたわざ」青魔法。今作のラーニングは見て覚える設定なので、食らわなくても大丈夫なやつです。ただし状態異常だとみていなかった扱いになるらしいですね。FF5の青魔法同様に知らないとどれを覚えられるのかわからない問題はあるのですが、初期習得しているアクアブレスだけで魔大陸までほぼ不足することがないのでありがたいところ。火事イベントの都合で覚えている面もあると思うのですが水鉄砲とかじゃなくてよかった。

・リルム
 一桁幼女に裸婦像を描かせるなアウザー。いや当人はやる気あったし楽しそうだったからいいのかもしれませんが……ともあれサマサの魔導士その2です。彼女については魔法という形から更に歪んで「スケッチ」という形に魔法が発露しているということになるのでしょうか? うかつに絵が描けない能力のような気もしますが、アウザーの屋敷で働いていたところを見るにON/OFFもできるはず、たぶん。もしかしてナラカミーチェとかロフレシュメドウとかと戦う羽目になったのリルムのせいじゃないよね…?
 彼女の担当する愛は「おじいちゃん愛」でしょう。シャドウに対する彼女の思いはシャドウを待たなかった場合に悪夢でわずか垣間見られる程度ですが、置いていってしまわれたことが相当な心の傷にはなっている様子。それを長年かけて癒したストラゴスおじいちゃんには感謝してもしきれないといったところではないでしょうか。特にストラゴス再加入時に絶望したストラゴスを見てしまっていますからね……
 今回のプレイでは魔法習得を縛ったのでその真価のほとんどを発揮せず、現れてスケッチして全仕事終了といういつもの流れを経ることになりました。

「スケッチ」敵ごとに設定された特殊行動を実施するコマンド。ノーコストで敵に応じたアクションを引き出せるわけですが、敵の弱点や耐性と効果がうまくかみ合うごく一部を除いて大した効果は期待できません。リルムの真価はスケッチよりも優秀な初期ステータスにあるといってもいいかもしれません。成功率判定があり、ベレーぼうを装備すると成功率が上昇します。

「あやつる」だんちょうのヒゲを装備すると変化するコマンド。敵を行動不能にしてリルムのコマンドの代わりに行動させることができます。ヒゲを付けたリルムのビジュアルだけでおいしい。効果としては実はスケッチの拡張に当たる(スケッチはあやつるで選べる行動のうちから特定のものが発動する)ので、あやつるが効くならこっちのほうがほぼ上位と言っていい性能です。青魔法のラーニングに使えるとかありますが、どちらかというと操ったまま解除されないよう立ち回って戦局を有利にする、という運用が強力かと。瓦礫の塔の凶悪なザコモンスターを一体止めておくなど、意外と活躍するところがあります。こちらも成功率判定があり、ヒュプノクラウンを装備すると上昇します。リルムは高性能専用頭装備のねこみみフードもあるので悩むところですが……

・モグ
 クポー……っと! 彼が言葉をしゃべれるのはラムウに教えてもらったかららしいですが、ラムウもそういうことしているならあらかじめ一行に紹介しておくとかしておいてほしいものです。あの爺ちゃんすぐ先走って話をややこしくする。ティナの資料設定によると彼女からふかふかされる羨ましい目が定められている6のマスコットですが、行間で一族全滅して絶滅するんじゃないのみたいなハードな世界観の種族ですね。ところでFFシリーズにモーグリはたびたび姿を変えて登場しますが、二頭身体形・丸鼻・細い弓なりの目・ポンポンという多くのタイトルで採用された典型が揃うのは実はこのモグが初めてだったことになるようです。
 彼の担当する愛はちょっと難しいところ。最終的には仲間がいるクポとのことなのですが、彼の装備できるモルルのお守りはおそらく形見と思われるわけで、逃げ延びたにせよ全滅したにしてもナルシェモーグリの一族について彼がどう思っているのかはかなり恐ろしいところがあります。でもクポッポーとしか言わない…
 今回のプレイでは活躍の目はあまりないのですが、貴重な槍使いキャラクターなので優先的に起用していました。ただ後述のひりゅうのつの装備でも決して強いかというと……という感じなので、もっぱらモルルのおまもり担当になりますね。どうしても。

「おどる」戦闘時のバトル背景に応じた踊りを勝利時に修得し、踊りを実行すると背景を書き換えてオート戦闘をするコマンド。背景を変更する場合があるときのみ失敗の確率があるみたいです。ほとんどの場合はガードリーダー戦でやみのレクイエムを使うことになるんじゃないかなと思います。というよりあの戦闘はレベル次第ではこれ以外の勝ち筋が厳しい。

「ジャンプ」りゅうきしのくつを装備するとたたかうが変化するコマンド。正確にはモグ用ではなく、むしろ誰でも使用可能なコマンドです。ただ武器が槍だとダメージ1.5倍が2倍になるため、実質的に槍装備可能なエドガーかモグが適任となります。ジャンプ時は全体攻撃を含めてターゲット対象にならず、またジャンプ開始が通常の行動に割り込んで処理されるためかなりの悪さができるコマンドです。ただ撃ってるだけでも結構良い。ひりゅうのつのをセットすることで2~4回着弾の連続ジャンプに変化するため、アクセサリはこの2つで埋めたいところ……なのですが、きょじんのこてやエルメスのくつを泣く泣く外すハメになるので浪漫の域は出ないやつです。

・ウーマロ
 モグの舎弟。本当? 一応加入イベントからするとモグが兄貴分であるようなのですが、あの魔境みたいなナルシェ鉱山深層に棲んでいたことからするとモグなんて目じゃない暴れん坊のようにも思えるのですが。崩壊前後半にナルシェに行くと辿り着けない場所からちらちらこちらの様子を眺めている節がある可愛いところもあります。そのころに加入してくれればもう少しなあとか言ってはいけない。
 彼は最後の愛の台詞も言ってくれないのでどういう愛を抱いているのかとかあまり無縁な印象ですが、前述のとおり一応モグとの兄貴分関係はあるみたいですね。もうちょっとそこらへんのイベントも見て見たかった気がする。いえ、モグが手荒い目にあってるのが見たいからという気持ちのほうが強いですけど。
 今回のプレイでは起用なし。というか起用されることのほうが珍しいとは思います。専用装備にふぶきのオーブ・いかりのリングとあって約1/4の行動を別の行動に変えることができますが、ふぶきのオーブは属性に難があるのでガントレットで通常攻撃を強化しておくという小技があります。ありますが。

・ゴゴ
 世界を救うというものまね。5からの客演というかファンサービス枠ですね。5で出てきたものまねしゴゴは偏屈な隠者という印象でしたが、こちらは加入時のナレーションで男女すら不明ということもあって若々しく中性的なより謎存在の印象があります。イメージ的には二代目だったりするんでしょうか。
 今回のプレイではこちらも起用なし。コマンドを切り替えられるという唯一無二の特徴はあるのですが、ステータスが当人よりも一回り低く、装備に難があるので活かすのはやや難しめ。まほうは誰かが修得しているものしか使用できないため今回のプレイ条件ではかなり限られたものになります。というかトランスティナに勝てない。

「ものまね」使い方によっては強いには強いんですが、これが活かせる頃には敵はいないかなと思います。